ダンコガイ氏や藤田晋さんも紹介していたこの本ですが、やっと手に入れました!
「これからの広告は“メディア・ニュートラル”でなければならない」
ってのがこの本の大命題なんですが、こうなったときにWeb方は何をすればいいのか?
森永卓郎じゃないけれど、僕は結構未来のWeb従事者を悲観しています。
例えば、僕が40歳になったとき何が提供できるか?
Webのことを知っている、ってだけなら絶対に若い方がいい。
デザインは若い感性、テクノロジーは専門スタッフ、制作進行は体力のある若手スタッフ。
もちろん全てにおいてスペシャルな人たちは別だけど。
で、なぜ“メディア・ニュートラル”が関係あるかというと、
全てのメディアをフラットに考えた上で、アイデアを決め、そこから媒体を決め
るという作業になると、Webの仕事の上流工程がコミュニケーションデザイナー任せになる。
これまでは、広告のプロの人ってWebわからないって事で切り離して発注されて
いたから直受けの仕事があったけど、著者の佐藤さんのようにバリバリの広告人
がWebを理解した場合、これまでのWebプロデューサー・ディレクターは存在価値
ないと思います。
だって、全てのメディアをフラットに考えてプランニングするスキルないから。
こう考えたときに、現在30歳前後のWebディレクター、プロデューサーは
どうすればいいか?僕が最近ずっと考えていることです。
方向性としては、マネジメント能力をつける、営業力をつける、人脈勝負する、
などがオーソドックスだと思うのですが、これだとWebってのが中心じゃなくな
るので、悩みながらもいま一番ベターだと思っているのは、「i」領域全てのプ
ロデューサー・ディレクターになるって方法です。
Web、モバイルはもちろん、wii、地デジ、タッチパネル、iPhone、街頭ディスプ
レイから居酒屋やファミレスの液晶メニューなどなど。
メディアの中でデジタルな部分は全てお任せ!ってな感じで。
あと、本気で取り組んで今からでも広告の本丸に入り込む、ってのも考えてます。
んー、でも「アハッ」ってならないからいい答えじゃないんだろうな。
夏までの課題ということで引き続き考えます。
余談ですが、
アイスタのスタッフでは、経験を積んだら企業広報などに入って、発注する側に
回る予定、って人が多いようです。
上記は僕の日ごろの思いを書いただけなので、
秀逸な書評は以下で↓
ダンコガイ氏【明日は、ある! - 書評 - 明日の広告】
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50989191.html
藤田社長【明日の広告】
http://ameblo.jp/shibuya/entry-10072845605.html
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